広域連合だより
(No.8 平成14年3月)




平成13年度津軽広域連合の動き

津軽広域連合では圏域の均衡ある地域整備と圏域住民の全体的生活向上を図ることを目的とし、平成13年度において次の事業を行いました。




◆企画部門プロジェクトチーム会議/三つのプロジェクトチームを設置しています 

▽広域観光推進プロジェクトチーム会議   

広域観光推進プロジェクトチームでは、今後広域観光として何をすべきか、どんな戦略をたてるべきか、各界で活躍されている方々を講師に迎え、学習会を開催しました。
第1回(11月7日開催)は「津軽の観光・点から線へ」と題して、 JTB弘前支店長の原田昇養氏から、アメリカの航空機テロ以降の観光需要や、近年の旅行動態についてお話を伺いました。原田氏によると、特に中高年による旅行が増え、自然、 グルメ、花にこだわった観光需要が伸びているということです。
第2回(1月29日開催)は「広域観光と第三セクター」について、星と森のロマントピアそうま支配人の八田茂氏から、第3回(2月12日開催)は「津軽の観光」について、鰍ネちゅらる代表の山口正春氏から、現場からの率直なお話を聞くことができました。
以上の成果を来年度以降の広域観光の施策に活用することとしています。


▽広域情報推進プロジェクトチーム会議

圏域における広域的な情報化の推進を図ることを目的に、構成市町村の情報担当課長で構成される広域情報推進プロジェクトチームでは、4月26日に第1回会議を開催し、本年度整備を行う公共施設予約システム整備事業について協議を行いました。
事業実施に伴う細部の検討にあたっては、プロジェクトチームの下に構成市町村の対象施設の担当者を含めた作業部会を設置し、事業を進めることとしました。
また、11月19日に第2回会議を、年が明けた2月18日には第3回会議を開催し、それぞれ本年度事業の進捗状況と来年度事業について協議を行っています。
当圏域の情報化の推進については、平成12年度の津軽広域情報拠点都市地域研究会からの提言に基づき進められていますが、近年の状況等も勘案しながら、プロジェクトチーム会議で検討を進めることとしています。

▽一般廃棄物広域処理推進プロジェクトチーム会議

構成市町村の負担軽減を図ることをめざし、圏域内にある一般廃棄物処理事務組合の統合及び広域処理の施策を検討するため、関係14市町村・3事務組合主管課長で構成するプロジェクトチーム(総括者/須藤正光弘前市環境保全課長)を設置しました。
4月に組織会を開き、活動の方向を話し合ったほか、下部組織として、具体的に議論・提案するための検討部会(構成員5名)、更に検討を加える作業部会(構成員22名)を設置しました。
以降、両部会とも5回ずつ開催され、各処理施設の概要、3事務組合の相違点及び各市町村の状況等の調査を通して、相互理解を図ってきました。
また、部会員を対象にアンケート調査を行い、短期・中期・長期別に出された課題を項目別に整理し、各項目ごとに、今後、一層掘り下げた検討をするための方向づけをしているところです。

◆広域(圏域)情報発信事業/圏域内での情報の共有をめざしています     

▽ホームページの更新

広域連合が事業主体として行ったシンポジウムの情報や、構成市町村のイベント情報などを中心に随時情報の更新を行ってきました。最近では、各市町村のホームページも多くなってきたことから、来年度にはリニューアルを予定しています。

▽市町村広報誌上交流  

今年度から始まった構成市町村の広報紙を活用し、広域的な話題やイベントを紹介する市町村広報紙上交流。
広報紙で他の市町村のイベント情報などを知ることができると好評です。
また、担当職員の意見交換、交流を通じてのより良い広報紙づくりをめざし、各市町村の広報担当者の研修会を開催しました。

◆公共施設予約システムを構築しました  

▽公共施設予約システム供用開始 
 

平成14年4月1日、整備を進めてきた公共施設予約システムが、いよいよ皆様の前に登場します。
これまで、弘前市内の19施設で、管理運用されていた公共施設予約システムに、圏域13市町村の37施設を追加し、計56施設に拡大して運用することになります。

○サービス内容
施設備え付けのコンピュータから/全施設、設備の空き状況の確認と仮予約ができます。
ファックスから/施設の概要がわかります。
インターネットや携帯電話のiモードから/前日の最終時点での空き状況が確認できます。
○利用できる施設
【弘前市】 総合学習センター(学習情報館・教育研究所・東部公民館)/文化センター(文化会館・中央公民館)/市民会館/駅前市民ホール/笹森記念体育館/B&G海洋センター/市民体育館/運動公園/克雪トレーニングセンター/河西体育センター/市立観光館/サンライフ弘前/ワークトーク弘前/金属団地福祉会館/勤労者体育センター/勤労青少年ホーム
【黒石市】 市民文化会館/スポカルイン黒石/運動公園/中央スポーツ館
【板柳町】 ふるさとセンター/多目的ホール「あぷる」/公民館/福祉センター
【岩木町】 中央公民館/文化センター/岩木山総合公園/B&G海洋センター
【浪岡町】 中世の館/中央公民館/町民体育館/総合公園
【尾上町】 生涯学習センター/スポーツセンター
【藤崎町】 ふれあいずーむ館/文化センター/スポーツプラザ藤崎
【平賀町】 文化センター/中央公民館/町民体育館/第二体育館/町民グラウンド/町民相撲場
【大鰐町】 あじゃら公園/中央公民館
【田舎館村】 文化会館/中央公民館
【常盤村】 生涯学習文化会館
【西目屋村】 平和会館(中央公民館)
【相馬村】 総合開発センター/長慶閣/農村交流施設
【碇ヶ関村】 中央公民館

圏域の皆さんが、お互いの公共施設を利用しやすくなるシステムです。
ファックス番号   0172−29−1054
インターネット:http://www.hi-it.net/akijoho/S/main
携帯電話iモード:http://www.hi-it.net.akijoho/S/imenu

 

◆広域観光推進事業/今年度から実行委員会形式としました  

▽つがる観光ラリー

平成13年4月20日から平成14年2月28日まで開催されたつがる観光ラリーでは、県内外から1839通の応募がありました。
3月8日、各市町村担当者による抽選会が開かれ、合計202名の当選者が決定しました。
応募用紙の感想記入欄には、家族みんなで圏域内各地を回った喜びや、スタンプラリー中のトラブル(車のパンク等)、地元の人達との温かい交流、そして、空気のきれいな観光地や温泉の感想などが書かれ、みなさんが楽しんでラリーに参加してくださったことがわかりました。
賞品は、14市町村の特産品として、それぞれ特色のあるものが届けられ、パーフェクト賞として、圏域内有名温泉施設の無料宿泊券が5名の方に贈られました。
14年度は、4月20日スタートです。奮ってご参加ください。

 

◆介護保険事務/圏域市町村での介護保険事業をサポートしています 

▽介護認定審査会委員代表者協議会

介護認定審査会の組織及び運営に関する事項について協議し、審査会の円滑な運営を目的として、24の審査分会の分会長からなる委員代表者協議会を設置しています。
今年度は第1回目を6月22日に開催し、審査依頼件数の増加により審査判定が遅れる等の問題があったため、審査会委員を増員し、審査会の組織体制を強化することなどについて協議しました。
その結果、委員を増員するためには委員定数の条例改正が必要となり、対応に時間を要することなどから、当面の措置として臨時の審査会を開催し対応することとしました。
第2回目は、平成14年1月11日に開催し、平成14年度の審査会の体制及び今後のスケジュール等について協議した結果、平成14年度は審査会委員を30人増員し、150人体制で審査判定を行うことで了承されました。

▽介護保険制度調査研究プロジェクトチーム会議

介護保険事務を広域的に処理するにあたって生ずる様々な問題や対応方法等について協議するため、構成14市町村の介護保険担当課長による介護保険制度調査研究プロジェクトチームを設置しています。
平成13年度は、7月5日と11月13日の2回開催し、介護保険関係の事業と予算、審査件数の増加に対応するための臨時審査会の開催、審査会以外の介護保険事務を広域処理するための諸問題等について協議を行いました。
また、プロジェクトチーム会議を補佐する形で、この会議の下に市町村の介護保険担当者による幹事会を設置しており、毎月1回、実務担当職員の立場で協議と情報交換等を行いました。
これらの協議や調整を通して、今後も市町村と広域連合が事務事業を進める上での連携・協力体制を強化していきます。

▽介護保険事務広域化に関する調査検討

広域連合では現在、介護認定審査会の設置運営に関する事務のみを共同処理していますが、将来はこれ以外の介護保険事務の全部を広域的に処理する方向で調査検討を進めています。
平成13年度は、専門的に調査検討を行う組織として、市町村の介護保険担当職員による介護保険事務広域化調査検討委員会を設置しました。 この委員会が主体となり、13年8月には構成市町村の事務現況調査を行い、広域化に際して各 市町村が抱える課題等を整理しました。 また、広域化を先進的に実施している県外の広域連合などの情報等も収集しながら、随時会議を開催し調査検討作業を進めました。
これらの調査検討の結果、広域処理体制の人的・物的・経費的数値等を明らかにした「広域処理に関する素案」を14年3月末までに策定する予定です。

◆介護認定審査判定状況

平成13年4月から平成14年1月までの10か月間では、計425回の審査会を開催し、17,889件を審査しました。(表1参照)
月平均でみると43回の審査会が開催され、1,789件を審査判定しています。
審査判定の内訳を比率でみると、一次判定どおりが約74%、要介護度変更が約25%となっています。

表1 平成13年度介護認定審査判定審査審査状況 (平成14年1月末日現在)

項目\年度・月

4〜9月

10〜1月

月平均

審査分会開催数          

(回)

268

157

425

43

審査件数              

(件)

11,509

6,380

17,889

1,789

一次判定どおり          

(件)

8,614

4,692

13,306

1,331

要介護度変更            

(件)

2,865

1,672

4,537

454

再調査           

(件)

30

16

46

5


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